クソポジチェッカー


下のグラフは、少し昔のドル円のクソポジチェッカーです。
貴方なら、どう動きますか?
クソポジチェッカー
真ん中のポジションを見ると、
「81.5円より上には、買いで含み損になったポジションが多い」
ということがわかります。

円高トレンドの時期だったので、ドルを買ったはいいが、
値段が下がって、塩漬けにした個人投資家が多かったのでしょう。

さらに隣の注文状況を見ると、81.5円より上で、決済売りの注文が並んでいます。
ということは、ドルが上がったら、ドル円ロングの決済売りが出ることがわかります。
そのため、せっかく値を上げてもすぐ売られ、上値が重くなるでしょう。

貴方が膨大な資金量を持つヘッジファンドだったら、どう仕掛けますか?
わざわざドルを買って、個人投資家のポジションを救いますか?

しないですよね。
さらにドルを売って、個人投資家のストップロスを誘発し、
大きな利益を狙うはずです。

実際にこの後も投機による円買いが進み、多くの個人投資家が
散りました。
クソポジの含み損が急増し、強制決済へ追い込まれるのは、
こういう要因です。

気を悪くしたかもしれませんが、トレードとはこういうものです。
株・FXに関係なく、他人のストップロスを狙い、利益を奪うことが、
トレードの掟なのです。

外資系金融機関は、個人投資家の売買動向を常にチェックしています。
つまり、個人投資家が買ってくれば売り、売ってくれば買いをします。
なぜなら、個人投資家こそが、市場において最弱の存在だからです。

利益が欲しいなら、わざわざ強いプロ同士で奪い合うことはない。
ミセスワタナベと呼ばれる素人投資家のストップロスを巻き込んだほうが
遥かに稼ぎやすいのです。

FXの世界において、個人投資家の8割は、損をしています。
その理由は、上で述べた内容と無関係ではないでしょう。

取引をするときは、自分がどのような立ち位置にいるのか、考えてください。
価格や銘柄だけでなく、人の動きに着目するのです。

皆と同じようにポジションを取れば、損をする可能性は高いでしょう。
逆に全体のポジションを確認し、投機筋と同じ方向で取引すれば、
大きな利益を上げられる可能性が高いでしょう。

相場は、独りで行っているゲームではありません。
沢山の人の思惑が、それを動かすのです。
大衆の動きを良く見て、最も有利な場所を探してください。

人間の思惑で動く社会で、どのような立場につくべきか。