ブレイクアウト


ブレイクアウトとは、抵抗線支持線もみ合いなどの一定方向に向かっているトレンドラインを突き抜けて上や下に価格が放れること。

簡単に言うと、今までの相場の流れから外れ、新たなトレンドが形成される兆しである。

抵抗線は下降している高値と高値を結んだ線で、その線を上に突き抜けて上昇すれば、ブレイクアウトとなり買い、支持線は上昇している安値と安値を結んだ線で、その線を下に突き抜けて下落すれば、ブレイクアウトとない売りである。

そして、価格がもみ合ってほぼ水平になり、その水平から上にブレイクアウトすれば買いで、下にブレイクアウトすれば売りとなる。

ただ必ずしもトレンドラインをブレイクアウトしたからといって上昇したり、下落するとは限らずだましに終わることもある。

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↑(支持線やもみ合いをブレイクアウトして相場の方向が変わっている。抵抗線はこの逆。)

 

◆なぜブレイクアウトが起こるのか?

 

ブレイクアウトは、ニュース、経済指標等のファンダメンタルズ要因、
または重要なテクニカル水準をブレイクしたときに発生します。

 

価格が重要なテクニカル水準を何度も抜けられない場合、
レンジ相場が多くの参加者の目に留まります。

 

この状態は相場にエネルギーが蓄積されている状態です。

 

そしてその後、一度ブレイクアウトが発生すると、損切注文を巻き込みながら、
勢いを増していくことになります。

 

つまりストップを巻き込むことと、新規の建玉が発生することで、
売りと買いの均衡が崩れ相場が一つの方向に動くのです。
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これがレンジブレイクのパターンです。
これとは別にトレンドが行き過ぎた時に底値圏または高値圏から、
一気に反転するパターンがあります。

 

この場合は、今までポジションを保有していたトレーダーがポジションを決済したり、反対方向にポジションを建てた場合に、トレンドの転換が発生します。
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◆ブレイクアウトの定義とは?

 

以前このような質問が寄せられました。

 

>数値でいうとラインから何pipsくらい動いたらブレイクアウトと考えますか?
>20~30Pipsくらいかなと思っていますがどうでしょうか?
ブレイクアウトの定義に「~Pips」という明確な定義はありません。

 

ブレイクアウトしたか、していないかの判断は、
あくまでも「視覚」「チャートの形状」で判断するようにして下さい。
Pipsではなくチャートの形状で、「明確に抜けていったか否か」でブレイクアウトを判断します。

 

例え「何Pipsでブレイクアウト」と定義したとしましても、
相場のボラティリティ(変動幅)は常に変化していますので、
ボラティリティが大きく変われば、相場に適さなくなってしまうからです。

 

仮に「サポートレジスタンスを10Pips抜けたらブレイクアウト」と定義したとしても、
一時間で100Pips以上動く相場と、20Pipsしか動かない相場では、
10Pipsのもつ意味が変わってしまいますよね?

 

ということで、視覚で「明確にブレイクアウトした」と判断するのが一番良いと思います。
○ブレイクアウトの発生

ブレイクアウトは次の様な局面で発生すると考えられます。
★上昇トレンドで超えられなかった高値(抵抗線・レジスタンスライン)を越えてゆく時。
★下降トレンドで切れなかった安値(支持線・サポートラインを切って行く時。
★レンジ相場でサポートもしくはレジスタンスラインをどちらかに抜けてゆく時。

なぜ、ブレイクアウトが起こるかといいますと、どちらの方向に、迷っていた相場が、高値、安値をそれぞれ超えることで、みんな一斉に、同じ方向へのポジションを持ち始め、尚且つ、「売り」「買い」反対のポジションを保有していたトレダーやディラーが一斉に損切するためブレイクとなる訳です。それでは、実際のチャートで紹介しましょう。
<このチャート画像は実際に私がトレードした時の勝ちパターンの1つファイルからのものです>

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 上のチャートは5分足チャートで、チャートも見てもらえばお分かりになると思いますが、ブレイクアウトした時は、ほとんどリスクもなく。短時間で利益が取れるのです。