FOMC,量的緩和(QE3)の縮小、株安ドル高ドル円3円上昇


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18日、19日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)。
声明とその後の議長会見において、
雇用市場の見通し上方修正と、現行の量的緩和(QE3)の縮小・廃止の可能性を示したことで
ドル高が進んでいる。
雇用市場については、
今月7日に発表された米非農業部門雇用者数(NFP)が予想を上まわったように
比較的堅調な推移を続けており、
ある程度の強気見通しが出る可能性は元々あったが
議長は本来ハト派(慎重派)として知られていることもあり
市場の想定以上の言及であったといえる。
焦点であったQE3縮小・廃止についても
経済見通しが予想通り改善すればと言う
If付きではあるとはいえ、
年内の縮小開始、来年半ばの終了と
時期にまで踏み込んだ発言を行っており
道筋がしっかり見えたことを評価したいところ。
来年2月で任期が切れる議長の進退については
ノーコメントとしたが
市場では、3期目はないとの見方が強まっており、
任期中に議長がQE縮小を開始し、廃止への道筋を付ける格好となりそう。
議長の最有力後任候補が、
同じく(というかより)ハト派のイエレン副議長となっていることは
開始がバーナンキ議長の任期中に始まらなかった場合のリスクとして意識されていたが
こうした懸念も払拭したようだ。
発表後の半日程で98円台まで値を戻しており
動きの軽さに警戒感はあるが、
中期的な調整局面の反転に向けて
十分なきっかけとなった印象を受けた今回のFOMCとなった。