カップ&ハンドル
今回はカップ&ハンドル。
このカップ&ハンドル
日本では気をつけている人は少ないと思いますが
欧米では人気のテクニカルだそうです。
相場を操っているの人の多くが欧米の機関投資家なのであれば
このカップ&ハンドル知らないともったいない。
では、下のチャートで説明します。
このチャートは最近のユーロドルで起こっているんですが
収縮相場から一気に下がった相場が反発され
下がり始めた始点に戻ってきました。
ここでカップ&ハンドルを形成すると読み
ショートで入るトレーダーもいると思います。
しかし、確実な方法は右の取っ手部分の形成を待つこと。
取っ手部分がゆっくり調整で下がってくる時に
上昇チャネルを作ってくるとOK。
チャネル下限でロングエントリーします。
今回は綺麗にABCパターンでチャネル上限をブレイクしてます。
チャネル下限でエントリーできなくても大丈夫。
チャネル上限をブレイクした後
押し目が入りチャネル上限を確認しに来て
ロールリバーサルでロングエントリー…という判断もあります。
目標はカップの深さと同じだけ伸びる可能性がありますので
分かりやすいと思います。
では何故このように反応するのでしょう?
一概には言えませんが、考えられることは・・・
ショートで入った勢力が
徐々に上げてきた相場にじわじわと殺されていきます。
付け根まで来ると
①ロング勢力が利確します。
②新規のショートも入ってきます。
③頑張っていたショート勢力が諦めて損切りや建値で逃げます。
こういう事情で揉み合いに入りますが
中身はスカスカです。
①②が終了すると、少しの買いでも上がっていくのでしょう。
比較的チャートによく出現しますが
見逃すことも多いので注意が必要ですし
綺麗な形ほどよく反応するのは言うまでもありません。
もちろん、他のテクニカルと合わせて使う…という事を忘れないでください。